うまい棒感覚で育毛剤を買える神マインド

お疲れっす!ベジ下です。


仲間のみんな、あけましておめでとう!

ついに2017年の幕開けだよね。

今年も蝶のように舞い、蜂のように剥けていこうと思うから宜しくお願いします!


んじゃ、2017年の1本目となる今回のブログは、

育毛剤うまい棒感覚で買えるようになるためのマインド」

を仲間のみんなに伝授したいと思います。


育毛剤ってハゲたてホヤホヤの仲間は、


「え?俺が育毛剤とかありえんやろ」

育毛剤って、おっさんが使うものやろ」

「てか、プライドが邪魔して育毛剤なんか絶対買えるわけない」

「てか、その前に育毛剤ってアホみたいに高いやん。詐欺やん」


と、かなり抵抗があってなかなか買えないと思うんだ。

でも、ハゲは放っておいて治る事は絶対にない。

ハゲを治すには、ツラいけど現実を受け止め、できるだけ早く育毛剤やサプリに頼ることがマジで重要となってくるんだ。


だから今回は、ハゲデビューして間もない仲間のみんなでも、コンビニでうまい棒ブラックサンダーを買うくらい余裕の感覚で、育毛剤を買えるマインドをお伝えしようと思います。

今回のマインドを身に付ければ、ローソンのギャル店員のレジで、ハードな熟女モノのエロ本を買うのでさえ無抵抗でいけるからガッチリ身に付けてくれよ。


では早速いきます。

今回も分かりやすいようにストーリーで伝授していくから、まぁとりあえず読んでいってみて。







その日俺は、某居酒屋チェーン店で会社の忘年会だった。

入社10年目の俺は、上司もいるけど部下もいるという中堅の立場だ。


会社の忘年会と言えば、ダチ達の忘年会と違い、上司に気を遣ったりお世辞を言ったりしないといけない「堅苦しい飲み会」で、正直つまらないものだ。

もちろん、その日もそうだった。

俺はもう30代半ばだし今からの転職は無理だ。

つまり、これから俺の人生が、のどごし生で終わるか、それともスーパードライまで這い上がれるかは、全て「出世」にかかっているというわけだ。

そんなしがらみの中、この日も俺は、自分のため、そして家族のために上司のお世辞に全てをかけた。


「おやおや、山田部長、今年もずいぶんお薄くなられましたね(*^_^*)」

「まるで、霧の中のパチンコ玉のような、絶望的な頭皮の透け具合です(*^_^*)」

「よっ!霧ンコ玉!」


相手の心を読み、決してゴマをするのではなく「長所」を押し上げる。

これが10年間で習得したパーフェクトなお世辞の流儀。


しかし、2秒後なぜか山田部長にブン殴られた。



会社の忘年会というのは、上司を褒めちぎる中堅、上機嫌で酒を浴びる上司、こんな感じで進んで行くわけだが、中にはこんなやり取りを全く気にしない連中もいる。


そう、若手連中だ。


俺の勤める会社には、部下でもある20代前半の若手連中が2人いる。


タケシとヒデキだ。


タケシとヒデキは、まだ入社して1年ほどの若手で俗に言う「ゆとり世代」というやつらだ。

そんなタケシとヒデキだが、まだ若く、そこまでこの会社に執着することはないということで、忘年会などおかまいなしで常にスマホを触っていた。

もちろんビールは飲めず、上司に


「おい、斉藤!(タケシ)もっと飲め!」


と言われても、


「え〜、俺ビール飲めないっす( ̄д ̄)」

「マミーないっすか?マミー?」


と上司の勧める酒も、既読スルーするほどのゆとりぶりだった。


しかし、そんなタケシとヒデキに対して俺は、腹が立つとかは一切なかった。


正直、できる事なら俺もタケシとヒデキのように自由に飛び回りたかった。

でも現実には、「安定」という呪縛が邪魔をして、思ってもいない事を口にし、ウソをついてまで自分を守ろうとする自分がいた。


俺は、そんな自分と彼らを比べると、まだ若く、危機感が無いにしても、正直に生きていて立派だと思った。


そんなこんなで数時間が過ぎ忘年会も終了の時間となった。

ベロベロに酔った山田部長が、タコ入道のようにガンガン絡みついてきた。


「うぅおぃい!ベジ下ぁあ!んもぉう一軒行くぞぉう!」


それに対して俺は、


「あ、すみません。今日は嫁が迎えにくるので(^-^;」


「いや〜!それにしても今日は楽しかったです(*^_^*)」

「テーブルの上も散らかっておりますが、山田部長の頭は草刈機でむちゃくちゃ雑に草刈ったようになられておられます(*^_^*)」

「よっ!昭和のバトルフィールド!」


と、決してゴマをするのではなく「長所」を押し上げる熟練の流儀で、山田部長の誘いを丁重に断った。


しかし、その2秒後なぜか山田部長はガチギレでお帰りになられた。


こんな感じで会社の忘年会は終了したが、実は俺はまだ帰る気はなかった。


「おい、タカシ、ヒデキ(*^_^*)」


俺は、やっと帰れるとホッとしている若手連中のタカシとヒデキを呼び止めた。そして、


「なあ、もう1件行こうや(*^_^*)」


と、まさかの2次会の誘いをしてみた。

すると、若手連中は、


「え〜マジっすかぁ(´Д`)どこ行くんすか〜?俺帰ってDSしたいんすけど〜」


と予想通りの回答が帰って来た。

しかし、ここは中堅の権力を行使して、


「おい、たまには付き合え(*^_^*)よし!次行くぞ!」


と半ば強引にタケシとヒデキを2次会に引っ張り出した。


しかし、俺がタケシとヒデキを2次会に誘ったのには理由があった。

それは、会社の固い忘年会で、つまらなさそうにしていた2人を楽しませてやろうと思ったからだった。


そして、ダルそうにするタケシとヒデキを強引に連れ出した俺は、ある場所に向かった。

スナックだ。


そう、


俺は、まだ社会という大人の世界に飛び込んだばかりの右も左も分からない若造どもを、

早くも裏社会の楽園にご招待したのだ。


入口の前に着くと、予想通りタケシとヒデキは西野カナばりに震えあがっていた。


「せ、せんぱい(;'∀')なんすかここは?」

「ぶん殴られたりしませんよね(((;゚Д゚))) 」


俺は、まるでバラモス城を目の前にした無課金ユーザーのように震えあがっているタケシとヒデキに、


「さあな(^_^)ナメてたらヤンキーの客にぶん殴られるかもな」

「てか、お前らビビってんの?だっせーwww」


と少し冗談交じりにビビらせて、店の扉をブチ破った。



ガチャ



「いらっしゃいませ〜(*´ω`*)♪」


店の女の子の声が聞こえたと同時にカウンターの方を見ると、



(゚皿゚メ)!!



カウンターにヤンキーっぽい2人組がマジで座っていた。




(・ω・ )スッ


俺は秒速で目を反らし、


(タケシ!ヒデキ!何があっても絶対に見るんじゃねぇぞおおおおおおおお!!!!!)


と心で叫び、


「奥行こか(・ω・ )スッ」


と巣穴に急ぐハムスターのように店の奥のカウンター席に座った。


「あら、ベジちゃんいらっしゃい(*^_^*)♪」

カウンター越しに店のママが挨拶をしてくれた。

ちなみにこのスナックは昔からダチとたまに来るスナックで、俺は常連客だった。


「あ、ママどうも(^_^)♪」


慣れた様子でスナックのママに接する俺を見て、タカシとヒデキは、


「え?(((;゚Д゚)))ベジ下さんて実は闇社会の人なんすか!?」


と、入店2分で強烈な不安に押しつぶされそうになっていた。

そして、


「はい♪どうぞ(*^_^*)♪」


とママが一人ずつおしぼりを渡してくれた。

おしぼりを受け取る際、まだスナックという闇のエデンを未経験のタケシとヒデキは、


「ご苦労さんです!!!」


と、まさかの闇ノリでおしぼりを受け取った。


そして、ママと一通りの挨拶が終わると、ママは他のお客さんの接客に俺達の席を離れた。

すると、今度は20代前半くらいの佐々木希似の子猫ちゃんが俺達の接客に着いた。

次の瞬間だった。





――――(´゚д゚`)――――!!





フゥォオオオオオオオオオ(゚∀゚)!!!!☆





タケシが覚醒した。

そして、


「俺タケシです(*^^)v♪」


と会社の忘年会の時とは別人のようにテンションが上がり始めた。

さらに、ヒデキも


「あ、俺ヒデキっす♪(`・ω・´)シャキーン!☆」


とブーメランパンツでイルカの群れに合流した西城秀樹にように元気になった。


元気になったタケシとヒデキに対して、店員の佐々木希ちゃんも、


「イェ〜イ(*^▽^*)♪」


と、ノリの良い反応をしてくれた。


俺は、


(やれやれ(*^^*)単純なヤツらなこと。笑)

(どれどれ、ここは若造どもに大人の色気の違いってもんを見せてやるか。笑)


と、若造の後輩どもに、

「ノリだけでは女の子は落とせない」

という厳しさを分からせてやることにした。


(若造どもよ。よーく見とけよ?女の子はこうやって落とすんだよ。笑)


俺は、希ちゃんに


「あ、ども(^_-)-☆なんか、すみません若い奴らが(^-^;」

「しかし、今日は寒かったですね〜(^-^;」


と、後輩をフォローする余裕、そして、落ち着いた大人の会話で、ファーストコンタクトにも関わらず会心の一撃を放った。

すると、




「は?」




と返ってきた。

こだまでしょうか?

いえ、お前は話しかけるなという事です。


でも、タケシとヒデキは本当に楽しそうだった。

ビールも飲めないくせに、希ちゃんに「飲んで♪飲んで♪」と言われ、まるで大工の親方のように酒を浴びていた。

そして、カラオケも三代目Jsoulブラザーズや、俺の知らない最近の曲をガンガン歌って希ちゃんと盛り上がりまくっていた。


俺も十八番の反町隆史「ポイズン」で希ちゃんのハートに毒牙で噛みついてみたが、


道端のクソを見るような目で見られた。


こんな感じで、楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉店の時間がやってきた。


「楽しかったな(^_^)そろそろ帰ろか」


俺は、まだ物足りなさそうなタケシとヒデキにそう言うと、財布を取り出した。

すると、さっきまで3代目ノリだったタケシとヒデキは、忍の如くサイレントになってしまった。


そう、


会計のお時間だ。



「べジちゃんいつもありがと(*^_^*)じゃあこれ」


ママが会計の金額を書いた紙を俺達の前に差し出した。

2万円だった。

それを見たタケシとヒデキは、


「い、い、い、いくら出したらいいっすか(;´Д`)?」


と、高校の時から使っているだろうボロボロのサイフを握りしめ、明らかに動揺していた。

その姿はまるで、3年間本気の修行をしたが、無事ワンパンでやられるヤムチャのようだった。


そんなタケシとヒデキに対して俺は、次の瞬間こう言った。


「あれ?タケシ?おまえ来月誕生日だったよな?」


いきなりの俺の質問にタケシは、


「あ、そうですけど、それが何か(´・ω・)?」


心配そうに答えた。

それに対して俺は、


「まじかよ〜wおい、タケシおまえタイミング良すぎなw」

「はいはい、分かりました(^-^;タケシさん、おごらせていただきま〜すw」


と言って、ママに2万円を渡した。



(*´Д`)!!



「べ、べ、べジ下さん!?どういうことっすか!?」


タケシが仏様を見る目で俺を見てきた。

そんなタケシに俺は、


「かわいい後輩の誕生日をスルーできるわけねーじゃん(*^_^*)」

「ちょっと早いけどハッピーバースデー(*^_^*)」


と、仏アンサーを放った。

すると、



(´;ω;`)先輩・・・




「ありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。!」

「先輩!マジありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。!!」


タケシは号泣した。

そして、ヒデキも


。゚(゚´Д`゚)゚。先輩カッケーーーーーー!!


と大号泣した。


そして、二人は、


「俺!3年でベジ下先輩超えてみせるっす!!」


「俺が出世したらベジ下先輩の誕生日祝わせてください!!」


「やべぇええええ!今すぐ走り出してぇぇえええ(>_<)!」


と、やる気に満ち溢れた。


それに対して俺は、


「あぁ...やっちまった(;^ω^)」

「給料日まであと1週間もあるのにもう小遣いねぇwww」

「まっ、でも若い奴らの楽しむ姿見れたしいっか(*^_^*)」


と、金は使ったけど先輩としての達成感に満ち溢れた。

こうしてたった2万円で後輩の熱い信頼も得ることができ、今年の忘年会も無事に終わった。


END・・・










・・・








という気になって、俺は1次会の居酒屋での忘年会が終わった瞬間、上司はもちろん、後輩なんぞ1ミリも目もくれず真っ直ぐに家に帰り、

のどごし生を片手にネットでちょっと高い育毛剤をポチった。


真のEND







という事なんだ。

つまり、


「後輩におごったつもりになって育毛剤を買う」


という事で、ハゲサプリや育毛剤を何の抵抗も無く、気持ち良く購入できるってわけなんだ。

これこそが今日、仲間のみんなにお伝えしたかったプロのハゲマインドだわ。


育毛剤って、マジで効果が期待できるモノは、そこそこの値段するんだよね。

でも、飲みをおごる事と比べれば大した金額じゃないよね。

しかも、飲みなら1万円も1日で終わるけど、育毛剤なら1万円で1ヶ月は持つし。


まだハゲデビューしたてで育毛剤買うのに悩んでいる仲間は、是非今日のマインドを使って育毛剤買ってみて。

ハゲは1日でも早く対応することが運命の分かれ道となってくるからね。



んじゃ今日も最後まで読んでくれてありがとね。

今年も残すところ358日!

頑張って行こうぜ!


ハゲテェーラ♪

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