GWの爆風に降臨したアディダスマン

お疲れっす!べジ下です。


ゴールデンウィークも終わったね。

仲間のみんなはゆっくり休めたか?

俺は期待通り、春の爆風のおかげでズルズルに禿げたわ。


特に5月4日はマジ地獄だった。

今までで一番、風の野郎にブチギレたわ。

今日はその時のことを仲間のみんなにご報告しとこうと思います。



5月4日(水)

この日、日本列島にイカれ狂った最強の爆風が降臨した。

しかし、朝の時点でそんな事を知るはずもない俺は、自らその爆風の餌食になったのだった...



5月4日(水)AM8時起床。

この日はゴールデンウィークということもあり、俺の家族とダチの家族の合同で、弁当を持って公園に行くことになった。

公園といっても普通の公園ではなく、デカいローラー滑り台や筋肉番付のようなアスレチックがある大きな公園だ。

そこに2家族で行くことになったんだ。


しかし、そこで俺を待っていたのは、かつてない絶望だった。

マジあんな事になるとは...

まぁいいだろう。

真相は追って話していこう。



当日はもちろん、ダチのちょいギャル系のかわいい奥さんも一緒だ。

俺は、前日から奥さんの事だけが気になり、当日は少し早起きをして抜かりなく己を磨きだした。


まずは服装だ。

この日のために俺は、俺の専属トータルコーディネーターである「楽天」で

「淡いピンクのお兄さんシャツ」

を手配済みだった。


もちろん、「楽天おかげ様で連続1位獲得!!」のバケモノ級のオシャレ度だ。

そのヤバすぎるシャツに、


・お兄さん白のロングTシャツ

・お兄さんチノパンツ


をセレクトした。

もうこの時点でチートレベルだ。


しかし、これだけでは終わらない。

これだけでは、ただ「爽やかな春のお兄さん」に過ぎないが、俺は違う。

俺は、この爽やかお兄さんコーデに、なんと、


「ベルト付きサイドジップブーツ(闇ブラック)」


をトッピングした。


これによって俺は、パッと見は春の爽やかお兄さんなんだけど、

どこか「俺と内緒で火遊びしない?」的な危険なフェロモンも漂う、


「雄ヒョウお兄さん」


を手に入れてしまったんだ。


そして、さらに髪型。

この日は奥さんのために早起きした甲斐もあって時間をかけて入念にデスノートLを演出した。

M字ハゲ部分を、人間国宝っすか?と言う程の高度な技術でトップの髪で被せて、さらにハゲてない部分だけ軽く浮かしてフェミニンなユルふわ感を出し、


ガッチガチにケープで固めた。


山ピーも嫉妬するほどのフェミニンな髪型に、

爽やかだけど「どこか危ない香り」を漂わせる大人のお兄さん。

完璧だ。

ダチの奥さんがマジで俺に恋をしないか強烈に心配になった。


午前9時過ぎ、集合場所のローソンに到着。


「おはよう(^_-)-☆」


真っ先に一点集中でダチの奥さんに挨拶する俺。

そして、


「おはよう!今日は楽しもうなっ(^_-)!」


と、子供達に挨拶し、「子供好きな頼れる旦那さん」を演出する俺。

その頼りがいのある爽やかな俺の姿に、ダチの奥さんは少し顔を赤くしてジッと俺の目を見つめてきた。



ような気がした。



そして、ローソンで飲み物だけ買って目的の公園に向かって車2台で出発した。

公園までは、車でだいたい1時間ほどだった。

天気も暑くないほどの晴、風もケープで耐えれる想定の範囲内だった。

「アイム、パーフェクト」

完全に勝利を確信した俺は車内のBGMに首を揺らしながら気分上々で目的の公園を目指した。




この時点ではこれから起こる惨劇の事など1ミリも想像できなかった...




ノリノリで車を走らせること40分、あと少しで到着だという所でそれは起こった。


びゅう〜〜〜〜〜〜


という風音と共に俺の車がグラッと少し揺れた。

強風で少しハンドルがもっていかれたのだ。


「おお、風強いな」


少し動揺する俺。

しかし、朝のローソンの時点ではそこまで風は吹いてなかった。

もちろん、少しは吹いていたけど問題無くケープで耐えれるレベルだった。


「たまたまだよな。うん。たまたま強い風が吹いただけだよな。うん。」


車が揺れた強風をたまたまだと自分に言い聞かせる俺。


しかし、次の瞬間俺は外の風景を見ながら、とんでもない事に気が付いた。


そう、



木が踊り狂ってるのだ。



しかも、いつまで経ってもダンスを止めようとしない。

その光景は、東京ドームで踊り狂うEXILEの本気パフォーマンスと並ぶ圧倒的なものだった。


「え?」



・・・



!!!!!!!!!



「まさか!?」


やっと事の重大さに気づいた俺。

車に乗っていると全く気が付かなったが、


そう、



いつもの間にか外は爆風が吹き荒れていたんだ。


(ごきゅっ!)


生唾を飲みこみ焦りまくる俺。


(ま、まぁ、ケープでガチガチに固めてるしな。こ、これくらいなら大丈夫やろ...)

踊り狂う木々を見ながらもケープを信じ、冷静を保つ俺。


そして、そんな中、無事目的地に到着し、駐車場に車を止めた。


「パパー!早く行こー♪」


俺の娘がテンションMAXで早く行きたがる。


「う、うん!」

「よ、よよよ、よーし。い、行こかー!」

「あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた、た、楽しむぞー!」


動揺を隠せない俺。

そして恐る恐るドアを開けてみた。




!!!!!



(重っ!)


(ウソだろ!オバマ号並みのドアの重圧感やんけ!)


なんと、吹き荒れる爆風のあまりドアを空けるのも重たくなっていたんだ。



無理もない。

後でテレビを観て知ったのだが、この日、日本は高気圧と低気圧がフュージョンし台風クラスの爆風が吹き荒れていたのだった。

そんな悪夢が待っているとは1ミリも想像せず俺はこの日、通常ケープでここまで来てしまったのだった。


爆風のあまり空けるのも重たくなったドアを目の当たりにして俺は、


「1000%殺られる...」


と直感で確信した。


車の外を見ると既にダチ家族は車から降りていた。

やはり風はヤバいようで、奥さんのセミロングの髪が爆風で乱れまくっていた。

0.5秒でジュニアが反応をした。


ダチの髪も爆風でオールバックになっていた。

しかし、ダチはハゲてないから何の問題もない。

むしろ、爽やか感が増しているくらいだった。


「せこすぎるやろ...」


「ちきしょう...」


ハゲてない事への嫉妬と、これから訪れる惨劇に俺は「絶望」の二文字しか考えることができず、意識が飛びそうになった。

しかし、もう後には引けない。

行くしかない。


俺は腹をくくり爆風で重くなったドアを開けた。


ガチャ・・・



♪フィーバータイムスタート☆



どこからともなくパチンコのようなBGMが聞こえてきた気がした次の瞬間、






ブゥォォォオオオオオオオオオ!!!!!!!!!





まだ車から降りてない俺のハゲ頭が吹っ飛ばされた。


「クッ!」


俺は即座に体制を立て直しバックミラーで髪型を確認した。

そして、バックミラーを確認した俺は言葉を失った。


そこに映し出されたのは、

M字ハゲ部分がめくり上がり、ハゲてる頭皮がむき出しになった俺だった。


そう、


たった一撃の風で俺の鉄壁のケープガードは無残にも吹っ飛ばされたのだ。



「も...もう...やめてくれや...」


「俺が何したんえ!!!」



絶望と怒りが込み上げてきて俺は半泣きになった。


しかし、もう俺の家族も全員外に出て、残るは俺だけだ。

もう出るしかない。


「ぎょええええええええええ!!!!!」


俺は外に出た。


そして、

「帰りまで体が持ちこたえるか分からない。だがいくしかない...」

と、朝一から最終手段を使うことにした。


そう、



界王拳100倍だ(風見鶏)



てか、尋常ではない爆風が相手となれば、もう界王拳100倍(風見鶏)しか選択肢がなかった。


「うぉおおおお!!!!!!」

爆風に髪の流れを合わせて、


右!左!前!後!


と踊り狂う俺。



嫁の目が点になる。



しかし、そんな事はおかまいなしに


前!後!下!上!右!左!


とピッチを上げ、さらに踊り狂った。



そして、


「さぁぁ!みんな行こうぜぇ!(^O^)/」


と、子供達のテンションを高めた。

もちろん、ダチの奥さんに



「うわぁ無邪気な旦那さん(*´Д`)子供みたいでかわいい(*´Д`)」


「うちの旦那もこんなだったらいいのになぁ(*´Д`)」



と、「理想の旦那さんNO.1」像をマインドのコアの部分にブチ込むためだ。

そして俺は、せっせと荷物を持って公園に荷物を運んだ。

もちろん、その間も風見鶏全開だ。


とにかく俺は荷物を早く置いて、大人から離れたかった。

なぜなら、ダチやダチの奥さんは俺のハゲに気が付くかもしれないが、子供達はたぶんハゲに意識はないからだ。


だからこの土壇場で、あえてせっせと荷物を運び「よく動く頼りがいのあるお父さん」を演出しながらも、

「大人達の目から離れる」という一石二鳥の作戦に出たんだ。


そして、公園の少し日陰の所にポジションを陣取ると、


「よっしゃあああああ!!みんな早く行こうぜ!(^O^)/」


と、もう待ちきれない少年の心を忘れないお父さんを演出して、


「じゃあ、ちょっと行ってくるわ(^_-)-☆」


と、嫁たち言って、逃げるようにその場から離れた。

ダチの存在も完全に無視して子供達の先頭をボルト級のダッシュで俺は突き進んだ。


しかし内心は、ハゲを隠すために必死にその場を誤魔化そうとする自分に対して、

俺は、情けなくて、情けなくて、本当にツラかった。


そして、子供達と公園の滑り台やアスレチックがある所へ着いて、俺は界王拳(風見鶏)を解除した。


解除した途端、

「え?これCGでしょ!?」

ってくらいズルズルに剥けた。


おそらく、玉手箱を空けた浦島太郎のように一気に老化し、別人のようになったと思う。


しかし、予想通り子供達は一切俺のハゲに気が付いている様子はない。

たぶん、まだ世の中にハゲという魔物が潜んでいること自体知らないのだと思う。


だが、その場にいる大人の目線はそうはいかない。


どの遊具にも小さな子供に付き添っているお父さんやお母さんは必ずいる。

俺は普段から知り合いだけでなく、他人に対してもハゲを隠しているけど、この日はもう限界だった。

今まで味わったことのない桁外れの爆風に、俺はすっかり丸腰のハゲになってしまったのだ。


だから、「ダチと奥さんにさえバレなければいい」という事だけに重点をおいて、他人の目は耐えるという作戦をとった。


アスレチックで遊んでいる時、同年代くらいの夫婦が近くにいた。

もちろん旦那さんの方はフサフサだ。

ふと、奥さんの方と目があった。

いつもなら、慌てず自慢のお兄さんコーデを武器に目で虜にするのだが、この日は1秒で目をそらした。


そして、そんな時は悪い想像しかできず、


「あいつ見てみて。あんまり年変わらんのにハゲまくってるしw」

「服装と頭ギャップやばくない?w頑張り過ぎw」


と夫婦でコソコソ話している気がしてならなかった。



「ちくしょう...」



俺はこの日ほど自分のハゲに対して屈辱的な思いをした事はなかった。

恥ずかしいを通り越して、悔しさと情けなさで、もう精神が崩壊しそうだった。


風は時間が経つにつれてドンドン強く、ハゲしくなっていった。


「お腹すいたー」


昼頃になって子供たちが腹を空かしだした。


「そ、そうやな。一回戻ってご飯食べよか」


とりあえず一旦戻って昼飯を食べることにした。

やっと昼になったと思うと少しは気が楽になったけど、とにかく時間が経つのが遅い。

午前中の2時間ほどが、この日は2年くらいの感じがした。


俺は、午前中でズタボロになったハゲ頭をトイレで命がけで整えて、再び界王拳をを発動し子供達と朝ポジションニングをした場所まで戻った。


「やっべ!超楽しいわ(≧▽≦)♪」


もう、あとデコピン1発で折れそうなメンタルを必死に奮い立たせ「良いお父さん」を演出する俺。

目は死んだサバみたいになっていた。


そして、シートに弁当を並べ、いただきますをした。


昼になってさらに風が強くなった。

俺は、なんとかハゲが捲れ上がらない位置にポジションを取った。

しかし、桁外れの爆風のあまり、首の向きを一切動かせなくなってしまった。

正面から風がくれば一撃チェックメイトだから風に背を向けたけど、あまりの風の強さに後ろからの風でも被せ髪が、


ボワッ!

ボワッ!


と浮くほどだった。


「もし首を横に10センチでも動かせば被せ髪は吹き飛ぶ」


その光景は、目に見えない何者かに拳銃を突き付けられ「動けば撃つ」と脅されてるようだった。


嫁が横で

「滑り台どうだった??」

と俺に聞く。


俺は、横を向けるはずもなく、目にゴミが入っているフリをして、

「あ、超楽しいわ(*^_^*)」

と正面一直線で答える。


そして、俺の娘も

「早くご飯食べてもう一回行こ〜♪」

と横で言う。


「よっしゃ!行こ行こ(*^_^*)」

正面一直線で答える俺。


そんな中俺は、俺達の前にポジションを取ってご飯を食べていた家族が、ふと目に入った。

その家族は、お父さん、お母さん、5歳か6歳くらいの男の子の兄弟の4人で昼ご飯を食べていた。

どこにでもある普通の光景だったが、俺の目に入ったのはお父さんの頭だった。


「ハゲはハゲに目が行く」というのは仲間のみんななら分かると思うけど、

そのお父さんはハゲていた。

しかも、M字ハゲとカッパハゲがリミックスしたゴツめのハゲだった。


しかし、そのお父さんはVマックス並みにハゲているにも関わらず短髪で、ハゲを隠している様子は1ミリもなかった。

服装も、Tシャツにジーンズと、ごく普通だ。



でも、

俺にはそのお父さんが凄くカッコいいお父さんに見えた。



ハゲなんて全く気にせず、子供とじゃれ合い笑いながら弁当を食って、たまの休日を家族に尽くすお父さん。

家族みんなが本当に楽しそうで、本当に幸せそうだった。


それにひきかえ俺は、

ハゲを必死で隠し、頑張り感満載の服装でカッコつけて、

風が気になって子供の方すら向けない...


「ごめんよ...ほんとごめん...」


俺は自分の情けなさに涙が出そうになった。

そして、それに追い打ちをかけるように飯中の俺に爆風が襲って来た。


ビュュウ〜〜〜〜〜〜〜〜!!

ブゥォオオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!


俺はもう精神がボロボロの中、風の声が聞こえた。


風「悪あがきはもういいやろ。笑」

風「大人しく観念しろ。笑」


まるで、俺をあざ笑うかのように爆風が俺に語り掛けてきた。

そして、放心状態で全く動けなくなった俺にとどめを仕掛けてきた。


風「これで終りや。笑」


ゴォオオオオオオオ〜〜〜〜〜!!!!!!!!


今日1の爆風が俺を襲った。


「終わった...」


俺は心でそう思い、もう抵抗せず目を閉じた。



ブゥォオオオオオオオ〜〜〜〜〜!!!



ケープガードが粉々に崩れ始めた。





しかし、



次の瞬間、俺は信じられない行動に出た。






ケープガードが完全に破壊されハゲがむき出しになった瞬間、俺は無意識に目の前の何かを掴んだ。

そして、それを頭に巻きだしたんだ。


俺が無意識に掴んで頭に巻いた物、それは、


そう、




タオルだ。




なんと俺は、カッコいいお父さんを見て感動したにも関わらず、

「なお、ハゲを隠す」

という、とんでもない方向に走り出したんだ。


そして、そのタオルは黒のアディダスのタオルだったんだけど、

頭に巻いたら、偶然にも丁度デコのド真ん中に「アディダスロゴ」が来てしまった。


しかも、ロゴがそこそこデカい。

これによって俺はハゲから


アディダスマン」


になってしまったんだ。


飯中のレジャーシートに突然降臨したアディダスマン。



「え?」


嫁の目が点になる。


無理もない。

春色の爽やかなシャツにお兄さんチノパンツ、足元はワイルド感漂うブーツ、

しかし、


頭はアディダスマンなのだから。


ダチの奥さんも完全に引きつっていた。


「え〜〜〜!笑」

「それ何しとん〜〜!笑」

子供達から怒涛のツッコミが来る。


「今日はアツいからな(*^_^*)」

もうヤケクソでそれっぽい理由を返す俺。


しかし、ここで奇跡が起きた。


そう、


風が全く気にならなくなったのだ。


むしろ、さっきまであんなにストレスだったのが、気持ちよく感じるようになったんだ。


「これは!?」


俺は絶体絶命のピンチからまさかの大逆転をした。

そして、物凄く明るくなり始めた。


「お、この卵焼きうんまっ!グゥ♪」


と嫁の方を見てGOOD!ポーズをし、卵焼きのうまさを体で表現する俺。


目が点になる嫁。


そして、


「よぉおおおし!昼からはみんなで行こうぜ(^O^)/♪」


と、さっきまでの風に対する恐怖、己の自己嫌悪はウソのように消え去った。


もう風の野郎がいくら調子にのってもアディダスマンには一切通用しなかった。

むしろ俺は、口角を上げ薄気味悪い微笑みをしながら


「おい?たったそれだけか?」

「もっと俺を楽しませてくれよなぁ?笑」


と余裕で風の野郎を挑発するほどだった。


そして、弁当を食い終わり、小学生もドン引きするほどの勢いで、俺は子供を連れ再びアスレチックに出かけた。

アディダスマンになった俺は午前中と全く違った。


子供と一緒にアスレチックに挑戦し、一緒に楽しんだ。

そして、一緒に走り、一緒に笑った。

ハゲを気にしながらでは絶対に出来ないことだった。


子供も俺が一緒になって本気で遊んでくれることを素直に喜んでいた。


確かにアディダスマンは見た目はヤバすぎる。


これがハーフパンツにTシャツならそこまで違和感もないのかもしれないが、

バチバチに決めたお兄さんコーデにアディダスマンだ。


どう見ても忘年会の二次会で勢いあまったヤツにしか見えない。


しかし、俺はそれでもよかった。

さっきまでのハゲストレスからの解放と、子供達の喜ぶ姿を見たら、人の目なんて気にならなかった。


そんなアディダスマンで子供達と無邪気に遊んでいる中、俺は信じられない光景を目の当たりにした。


そう、




俺の他にもアディダスマンがいたのだ。




正確にいうと、アディダスのタオルではなかったけど明らかに違和感のあるタオル巻お父さんが何人かいたんだ。

おそらく、というか100%ハゲ隠しだったと思う。


しかし、その中でもズバ抜けて印象に残った仲間がいた。


その仲間は、見た目は30歳くらいで4歳くらいの女の子がいるお父さんだった。

で、そのお父さんもタオルを巻いていたんだけど、なぜ印象に残ったかというと、それは、


服装だ。



その仲間の服装は、

黒のテーラードジャケットにスキニージーンズ、

そして足元は、つま先長めのローファーだった。


イメージは、松潤をイメージしてくれたらOKだ。



それに、銀行の粗品のような白タオルを巻いていた。



8000%ハゲ隠しだ。



だが、その仲間は戦闘民族に入隊して日が浅いのか、タオルを巻いていても凄くオドオドしていた。

タオルを巻いていても俺のようにアクティブにはならず、ずっと自分の子のそばでケガをしないか見てる感じだったんだ。


そして、やたら周り気にしているような様子で、常にうつむき加減でチラチラと周りを見ていた。

その仲間の目は、まさに人間に怯えた野良犬のような目をしていた。


俺を警戒していたのか、俺と何度も目があった。


おそらく向こうも俺のアディダスマンを見て、ハゲを隠していると分かっていたと思う。


俺は、怯えた目でこっちを見るそんな同志に対して、目が合う度に、


「生きろ!頑張れ!」

ニューウェーブを起こせ!」

ホープホープ!」


と何度も力強い目で訴えかけた。


すると、最後の方は少しニッコリしてくれたような気がした。


そして、途中から俺の嫁や、ダチ達も加わり、みんなで一緒にゴールデンウィークの休日を満喫して夕方5時過ぎに帰路についた。


もちろん、家に帰るまでアディダスマンは解除しなかったけど、帰ってアディダスマン取ってみたらハンパないことになってたわ。

ドッジボールにご飯ですよを雑に塗って、その上からサランラップしたみたいになってたわ。


でも、家帰って子供と風呂に入って、

「今日楽しかった〜♪パパまた行きたい」

と言ってくれた時はアディダスマンにホント感謝したわ。


この日、俺は想定外の爆風に遭遇して、

「勝ち目のない敵と闘うことで、己の限界は超える事ができる」

という事を学んだ。


ハゲにとって強風は、これから先も永遠のライバルだと思うけど、負けないで闘っていこうぜ!

仲間のみんなも殺られそうになった時はアディダスマン是非使ってくれよな♪


んじゃ今日は長くなってしまったけど、最後まで読んでくれてホントありがとね。

今週もあと半分頑張ろうぜ!


ハゲテェーラ♪


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