ソロ美容室 に舞い降りたハゲ

お疲れっす!べジ下です。


前回のハゲブログは、俺達の「ふるさと」となるソロ美容室の見つけ方を仲間のみんなに伝授しました。


んで、続編となる今回は、


「ソロ美容室が見つかったらその後どうすればいいか?」


ってのを仲間のみんなにお話ししようと思います。


前回のソロ美容室を見つけるコツで、見事ソロ美容室を発見できたら、

「これで俺も夢にまで見たハゲ放題!SO!COOL☆」

となりがちなんだけど、実は肝心なのはここからなんだ。


というのも、ソロ美容室が見つかった時点でハゲ放題は確定なんだけど、

気を付けないといけないのは、初回入店の際に手続きをミスると、せっかくのハゲ放題が、


「ハゲ放題ライト」


になっちまうんだ。


これじゃ、

「よぉおおおおおおし!!!ハゲまくるぞぉおおおおおおお!!!!」

とせっかく意気込んでても、また途中でこれまでのように


「散髪=公開処刑


みたいなストレスを味わうことになっちまうんだ。


これじゃせっかく見つけたソロ美容室が台無しだよね。

だからそうならないように、今回は初回の入店方法、そして初回の手続きなどについてしっかりと説明していこうと思います。


それじゃ早速いこうと思うんだけど、イメージしやすいように俺がソロ美容室デビューした時の事を交えながら説明していくわ。


ではいきます。



ハゲ過ぎて普通の美容室が耐えられなくなった俺は、砂漠をさまよう旅人のようにオアシス(ソロ美容室)を探し求めた。

髪のボリュームも限界寸前だった。

行きつけの美容室が嫌になった俺は、帰る場所が無くなった野良ハゲとなってしまったのだ。

散髪する場所が無いのに伸び続ける俺の毛は理性を失い、サイドのボリュームはハンマーシャークのような規格外のモコり様を見せていた。


そんなある日、俺は奇跡的に1件の店にたどり着いた。

そう、

ソロ美容室だ。



まずこれが俺がソロ美容室を見つけた流れになります。

で、肝心なのは店に入ってからなんだ。

続き行きます。



いよいよ、運命の初来店の日がやってきた。

ソロ美容室を発見した後に電話をして、ちゃっかり予約も押さえ済みだった。

俺は尋常ではないサイドのモコり様をワックスで強制的に封じこめソロ美容室を目指した。


もちろん、装備も万全だ。


当日は、俺の選抜メンバーである


・お兄さんPコート

・お兄さん黒のロンT

・お兄さんチノパンツ


の「ハズさない大人のお兄さんコーデ(正装)」でガッチリ身を固めた。


もちろん、全て、

楽天!おかげさまで連続1位獲得!!」

の剛腕どもだ。


ハリウッドから来日したお兄さんが店に到着する。

「ガチャ」

店のドアを開けるお兄さん。


「いらっしゃいませ(*^_^*)〇〇さんですね」


と店の子猫ちゃんがハリウッドお兄さんを歓迎してくれる。


事前に電話予約を取っていたが、日々の調査の甲斐あって、計算通りソロ美容室だった。


「フォ〜〜〜〜☆!!!!!!」


俺は、やっとハンマーシャークから解放されると思うと無意識にレイザーラモン級の雄たけびを心であげた。


しかし、「人は第一印象で決まる」という確率論に基づき、


「あ、ども(*^_^*)今日はよろしくお願いします♪」


と、流しそうめんのような爽やかさを演出した。


そして、カット席に案内してもらった。


美容師の子猫ちゃんは大体35歳から38歳くらいで、子猫ちゃんと呼ぶよりお姉さんといった感じだった。


見た目は優香のような飾らない感じで性格もおっとりした子猫ちゃんだ。

間違いなく当たりだった。


そして、カット席に座った俺に今世紀最大の試練がやってきた。


そう、


ハゲの告白だ。



実はソロ美容室に初めて行く時、このハゲの告白こそが今後のソロ人生を大きく左右してくる。

つまり、ここが「ハゲ放題」になるか、それとも「ハゲ放題ライト」になるかの大きな分かれ道となってくるのだ。


ハゲというのは、公にしているヤツほど周りのみんなも気を使わないし本人のストレスも少ない。


しかし、俺のようにハゲを隠して生きているヤツは、本人のストレスはハンパないし、

もしかしたら周りのヤツらも気づいているけど、本人が公にしないから見て見ぬふりをしているかもしれない。

気まずさの宝石箱や。


つまりハゲは、自分のプライドを別にすると、公にしているヤツの方が有利ということになる。


しかし、俺は誇り高き戦闘民族だ。


自分のハゲをネタに使うことなんて、この世の終わりが来ようが200%ありえない。

毛が最後の1本になってもごはんですよを塗ってハゲを隠し通すつもりだ。


しかし、美容室だけは別の話だ。


髪を触られる以上、間違いなくハゲはバレてしまう。

ましてや美容師さんは、髪のスペシャリストだ。

触らなくても、見た目のボリュームや質感、髪型だけでハゲを見抜かれてしまうだろう。


それに、キチンとハゲの事を伝えておかないと、もし被せている毛をバッサリいかれてしまったら、もう取り返しのつかない事になるだろう。


だから俺は意を決してハゲの事を告白した。


「今日はどんな髪型にしましょう?(*^_^*)」


処刑台に座った俺に、子猫ちゃんが聞く。


「あっ、そうですね。とりあえずサイドが重たいからサイドを軽くして・・・」


理想の髪型をオーダーする俺。


そして、理想の髪型をオーダーした後、ついに俺は切り込んだ。


「あ、それと実はここ最近、この部分が薄くなってきたんですよね〜(^-^;」


・・・


ここ最近なハズがない。

ハゲ始めからもう10年近く経っているハゲ界のレジェンド的存在だ。


それに薄いというレベルでもない。

イオナズンくらったんすか?(;・∀・)」

と聞かれるほど毛穴が消滅している。



そして、さらに俺は、


「最近仕事忙しくて・・・(ーー;)」


と全然忙しくないのに、「疲れているアピール」までしだしたんだ。


そう、


俺はこの土壇場で、己のハゲを少しでも正当化するために、ハゲてきたのは「仕事のストレス」のせいにしだしたんだ。


もちろんハゲたのは、己から湧き水の如くあふれ出る男性ハゲホルモンのせいだ。

しかし、それは一切認めず、


「薄くなったのは仕事が忙しいのが原因です(´・ω・`)」

「僕は全く悪くありません(´・ω・`)」


という無罪アピールを平然としだしたんだ。


すると、子猫ちゃんは、


「そうなんですかぁ、それは大変ですね(;´Д`)」


と親身になって聞いてくれた。


さらに、


「そんなに薄くないですよ(*^_^*)」


とお世辞にもならない返しもしてくれた。


まぁこの時点では、俺のエリア51完全には見ていなかったから仕方なかったのかもしれない。


そして、オーダー髪型の細かい最終確認をしてカットが始まった。


俺は昔からカット中は絶対に鏡を見ない。


理由は、


「髪型なんて全く気にしない黒部ダムのような器を持つ男」


という印象を子猫ちゃんに植え付けるためだ。


だから鏡は一切見ず、カット中はクールにオシャレ男子のマスト雑誌「カジカジ」に一点集中する。

もちろん数ある雑誌の中からカジカジを選ぶのは、


「うわぁ、このお兄さんカジカジ読むんだ(*´Д`)いつまでもオシャレに気を使う人って素敵だなぁ(*´ω`*)」


という印象をコアにブチ込むためだ。

もちろん俺には楽天というオシャレ番長がついてるからカジカジなんぞに一切興味はない。


順調にカットが進んでいく。

まるで、しなびた盆栽のように俺のハゲ頭が整えられていく。


時折、途中経過が気になって仕方がない俺は、カジカジに集中している下向き体制のまま、

目だけをデコがシワシワになるほど上目遣いをして鏡を確認する。


ズルズルのハゲ頭の異常なまでの上目遣い。


もう完全に妖怪だ。



そして、一通りカットが終了した。


「こんな感じでどうですか?(*^_^*)」


子猫ちゃんが聞く。


「あっ、いいっすねぇ〜♪こんな感じでOKです(^_-)-☆」


OKを出す俺。


最初に勇気を出してハゲを告白した甲斐があって、M字ハゲの部分を長めに置いといてもらうことができ、初回にも関わらず上手く仕上がっていた。

この時、ハゲの事を勇気を出して告白してマジよかったと心から思った。


そして、いよいよ本日のメインイベント「皮むき」の時が来た。


シャンプー席に移動する俺。

これまでならシャンプー席に移動する時でも、他のお客や美容師の目線がハンパなくストレスだったけど、ソロ美容室はそれが一切なかった。


そして、


「失礼します(*^_^*)」


顔に紙を乗っけられシャンプーが始まった。


プシュワァーーーーーーーーーーーーー!!!!


勢いよくでるシャワーが俺のハゲ頭を攻めたてる。


それと同時に、ズルズルに剥けていく俺のハゲ頭。


しかし、この時もいつものような恥ずかしさはなく、俺はただ目をつむり、完全に子猫ちゃんに身を任すことができた。

これも最初にハゲの事を正直に伝えた事と、何よりソロ美容室のおかげだと心から思った。


しかし、ゴシゴシとシャンプーをしてもらっていてデコの部分に来た時、明らかに指先がMの形に動いていった。


さすがにその時は脇汗が出た。


そしてシャンプーが終わり、マクドナルドの看板のような立派なM字を描いた俺はカット席に戻った。


カット席の鏡に映るビチョビチョの俺は、完全に自信とボリュームを無くしていた。


服装こそ若い格好をしているが、その疲れた顔と岩ノリをベタ塗りしたようなハゲ頭では、明らかに服装と違和感があり、、

どう見ても「頑張って若作りしている疲れた中年」しか見えなかった。


そんなタコ入道に対して子猫ちゃんは、


「お仕事大変そうですね(*^_^*)無理しないで下さいね。」


と言って肩をマッサージをしてくれた。


俺は不意のその優しさに、とてつもなく大きな安心感を感じた。


そして次の瞬間、俺の頭の中で高校受験の時のことが走馬灯のようによみがえってきた。



・・・



それは中学3年の後半、まさに受験真っ最中の時のことだった。


俺は、来る日も、来る日も、受験勉強にハゲんでいた。


俺はそんなに頭は良くなかったから、第1志望校に受かるかスベるかは本当に「努力次第」ってレベルだった。


そんな中、俺は毎日おかんとケンカが絶えなかった。


俺の家は決して裕福な家庭ではなく、ごく普通の家庭だったから私立高校への入学は金銭面でも厳しかった。


そんな金の事情もあり、おかんはいつも俺に


「うちは私立なんて行かす余裕無いんやから絶対に公立受からなあかんで!」


と口を開けば「勉強しろ」と言うばかりだった。


そんなおかんに対して俺は、


「うるさいんじゃ!言われんでも分かっとる!」


と反抗して、いつもケンカが絶えなかった。


おとんはと言うと、いつも仕事で帰ってくるのが遅かったから、あまり話す事もなく、顔を見ればただ「受験頑張れよ」と言う程度だった。


金銭的に厳しいのは当時の俺も分かっていた。


しかし、受験に対するプレッシャーと、おかんの口うるささに、やり場のないイラつきをいつも抱えていた。


おかんとはホントに毎日のようにケンカした。


キレて家の壁を殴った事もあった。


もちろん、勉強は毎日してたけど、おかんとは本当に親子関係が崩壊するほどの受験生活だった。


そんな状況で、ついに試験当日の朝がやってきた。


その日は当日だけあって少し緊張していたけど、それ以外はいつもと変わらない朝だった。


おとんも「頑張れよ」とだけ言って仕事に出て行った。


俺はいつもように朝飯を食って、おかんに「行ってくる」とだけ言って家を出ようとした。


すると、家を出ようとする俺に、後ろからおかんの声がした。


「ちょっと待ちな」


おかんが俺を呼び止めた。


俺はまた何かうるさい事を言われるに違いないと思いながら、


「ああ?」


とダルそうに返事して振り返った。


すると、今日まで毎日うるさかったおかんが、


「今日までよく頑張ったな(*^_^*)いっつもガミガミ言ってごめんな。あんたならできる。頑張ってきな!」


と言った。


「!?」


俺は突然の出来事に少しテンパった。


そして、おかんはさらに、


「これ持って行き(*^_^*)」


と言って合格祈願のお守りを俺の手にギュッとに握らせ、肩をポンッと叩いてきた。


どうやら昨日、近所の神社に買いに行ったようだ。


しかし俺は、特に喜ぶ様子も見せず、


「おう、サンキュー」


と冷めた感じで言って、おかんの顔も見ず家を出た。





でも本当は違った。



本当は、



嬉しくて、嬉しくて、仕方なかった。


いつもあんなにうるさかったおかんが、実は誰よりも俺の頑張りを見ててくれたと思うと、

胸が張り裂けそうになり、涙が溢れる寸前だった。


だから俺はおかんの顔が見れなくて背中を向けたまま家を出てしまった。


俺は家を出た瞬間、おかんのお守りを握って


「おかん、ありがと・・・」


と唇を震わしながら大粒の涙を流した。


そして気が付けば、さっきまでの緊張感や不安はウソのように消えさり、自信だけが満ち溢れていた。


「やれることはやった!あとは全てを出し切っておかんに恩返しをする!」


俺は誓った。


たった一人のおかん。


俺を生んでくれて、泣き虫だった俺をここまで大きくしてくれたおかん。


そんなおかんを絶対喜ばせてやる。


そして俺は胸を張って試験会場に向かい、これまでの全てを出し切った。


そして俺は、






プロスケーターのように見事にスベった。



おまけに、その10年後、






頭もスベった。






おかん、ホントごめんm(__)m


話が少し飛んじまったけど、


「お仕事大変そうですね(*^_^*)無理しないで下さいね。」


と言って肩をマッサージをしてくれる子猫ちゃんに、俺はおかんと同じ大きな安心感を感じたのだった。


そして、俺は一生この美容室にお世話になろうと思ったのもこの瞬間だった。

マッサージをしてもらった後は、髪を乾かしてもらいセットをしてもらって無事ハゲ儀式が終了した。


今回もだいぶ話が長くなってしまったけど、最後にまとめとくわ。


んじゃ、ソロ美容室を見つけて初めて行く時に大事なのは、


「恥ずかしがらずにハゲの事を100%美容師さんに伝える」


ってことなんだ。


ハゲは隠してても美容師さんには絶対バレる。

それなら、最初に勇気出して言ってしまった方が、髪型のオーダーもしやすいし、シャンプーの時のストレスも全然無いんだ。


それに、何より気持ちが楽なんだ。

ほんと実家に帰ってるような感じになれるんだ。


だから、最初は勇気いるけど、最初頑張れば、あとは絶対楽になるから是非恥ずかしがらずにハゲ告白してみてくれ。


じゃあ、今日も最後まで読んでくれてマジありがとね!

今週も1週間頑張ろうぜ!


ハゲテェーラ♪

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