ハゲ仲間を簡単に見つける方法２
お疲れっす！べジ下です。
ちょっと前に街角に潜むハゲ仲間を簡単に見つけるスキルをお話したんだけど、今日は前回の続きで
「ハゲ仲間を簡単に見つける方法第2弾」
いってみたいと思います。
前回のハゲ仲間を簡単に見つける方法は
「小雨でも傘をさしているヤツに注目する」
ってことで、装備でハゲを見破る方法だったけど、今回は装備ではなく、
「心理学」
を使ってハゲ仲間を見つける方法をお話しようと思う。
「おっと、ベジ下さん。心理学とか大丈夫っすか(;´∀｀)俺達を荒手のツルツル詐欺に巻き込まないで下さいよ。」
と思ったかもしれないけど、安心してくれ。
心理学と言ってもこちらから何かアプローチするのではなく、ハゲ特有のある習性を見抜くだけだから違法性は全く無しだ。
むしろこの方法を使えば、ハゲ仲間の方から
「あっ、実は俺もハゲっす。笑」
とまるで、暗黒の世界に光がさして隠れ場所が無くなった松崎しげるが炙り出されるほどの現象が起こるんだ。
では早速その方法の説明といこう。
今日、仲間のみんなに伝授するハゲ仲間を簡単に見つける方法のキーワードは、
「会話」と「テレビ」だ。
いつも何気なくダチ達としている会話、そして何気なく見ているテレビは時として、最強のハゲスカウターとなるんだ。
今日はそれを仲間のみんなに伝授しようと思う。
ではまず「会話」からいってみるわ。
いつも何気なく交わしている会話。
実はその会話の中でも
「こいつはハゲてるか？ハゲてないか？」
というのを簡単に見抜く事ができるんだ。
そして、これは見た目で判断するわけじゃないから、どんなに完璧にハゲを隠しても無駄で、俺級のプロのケーパー(ケープの達人)でもヤムチャ同然の扱いなんだ。
では、説明するより見た方が早いと思うから実際の会話例を出してみたいと思う。
次の3人の内の1人はハゲを隠して生きている俺達の仲間、誇り高き戦闘民族です。
A「俺、そろそろ携帯変えよかなー。ほら、この角見てくれや？落とし過ぎで塗装ハゲまくっとるわ」
B「Aもかｗ 俺も同じとこハゲまくりやわｗ」
C「同じく俺もｗ 角って絶対塗装めくれるやんな(^-^;」
お分かりいただけただろうか？
どこにでもある何気ない会話だが、この中に間違いなく貴族レベルのハゲが潜んでいます。
まだピンとこない仲間のために、あと２つほど例を出してみよう。
例１「ラーメン屋にて」
A「このラーメン味薄すぎるやろｗ」
B「おうおう、マジ薄すぎ！どんだけ健康志向やねんｗ」
C「マジやなｗこれは味気ないなｗ」
例２「会社の上司の話」
A「あー、あのハゲほんまムカつくわ(会社の上司のこと)」
B「おうおう、あのハゲ今日も偉そうに上から目線全開で物言うてきたわ」
C「俺も俺も、あのバカ朝一から機嫌悪かったか知らんけど、むっちゃ八つ当たりされたわ」
例３「真冬の朝」
A「今日の朝、道ヤバなかった？俺来るときツルツルやったぞ」
B「おー！ハンパなかった！橋の上とかマジでツルツルやった！」
C「うん！マジで、よー凍てとったな！」
いかがでしょう？
勘の鋭い仲間のみんなならもうお気づきだと思うけど、日常の会話から隠れハゲ仲間を見つける方法は、
そう、
「会話の中に一切ハゲキーワードを入れて来ないヤツは間違いなくハゲ」
ということになるんだ。
人間というのは、無意識に防衛本能が働き、危険を回避しようとする習性があるんだ。
例えば、交差点なんかがそうだ。
たとえ信号が無い交差点でも、ノーブレーキでフル突破するヤツっていないよね？
無意識に徐行するか、止まって車来てないか見るよね？
そう、つまりハゲもこの原理と同じで、
「これ以上ハゲを連想させるワードを出せば、ダチの目線が俺のハゲと正面衝突する！」
という危険性を無意識に察知し、会話の中のハゲ関連のキーワードを調整しだすんだ。
だから、必然的にハゲのニュアンスは一切感じさせないキーワードに変換して、ナチュラルに会話に混ざろうとするわけだ。
この方法は、ハゲ歴9年のベテランファイターの俺でさえ、ワンパンでやられることがある危険な方法だ。
仲間を見つけるには効果抜群だけど、くれぐれも自らが罠に掛からないように気をつけてくれよ。
では、以上が1つ目の「会話からハゲ仲間を見抜く方法」だけど、次は2つ目の「テレビ」いってみたいと思います。
2つ目のハゲ仲間を簡単に見抜く方法は、
そう、テレビなんだ。
具体的には、
「一緒にテレビを観てるヤツの中にハゲが居れば分かる」
って方法なんだ。
エンターテイメントの象徴であるテレビで、どうやってカッパーズルメントの現象であるハゲを見抜くのか？
では、いってみよう。
まず、テレビでハゲ仲間の見抜く方法は、残念だけど100％ではないんだ。
と言うのも、テレビでハゲを見抜くには「ある条件」が来ないとハゲスキャンにかかれないんだ。
で、その「ある条件」というのは、番組の特集のことなんだ。
どんな番組でもいいから「ある特集」が始まってくれれば条件成立で、やっとハゲスキャンが可能となるんだ。
で、問題のその「ある特集」というのが、
そう、
ハゲ特集だ。
勘の鋭い仲間のみんなならもうお気づきだと思うけど、ハゲにとってハゲ番組、ハゲ特集、ハゲコーナーというのは拷問の以外の何者でもない。
でも勘違いしてはいけないのは、ハゲ番組でも「1人で見る分」については全く問題ない。
むしろ知識が学べるからウェルカムなくらいだ。
しかし、これがダチや同僚5人くらいとテレビを観ている時に、いきなりハゲ特集が始まったらどうだろう？
しかも、今自分が30代前半でハゲていて、当然ハゲは髪型で隠してるんだけど、そのハゲ特集のタイトルが、
「あなたは大丈夫！？30代前半から急増してる若ハゲについて徹底リサーチ！」
だったらどうだろう？
おそらく俺なら2秒で巨人化するだろう。
で、この
「ダチや同僚とテレビを観ている時に突然始まったハゲ特集」
で、どうやってハゲ仲間を見抜けばいいのか？ということだけど、これは実際にあった俺の例を出して説明してみようと思います。
俺の会社には食堂があって、昼になるとそこで15人ほどのヤツらと一緒に飯を食います。
弁当を持ってくるヤツ、コンビニでラーメンとおにぎりを買ってくるヤツ、会社で注文するヤツなど、いろいろ居ますが、まぁそれは置いといて、そんな食堂には1台のテレビがあるんだ。
天井吊るしタイプでデカさは40インチくらいだ。
んで、毎日昼になるとそのテレビを観ながら飯を食ってるんだけど、先日きやがったんだ。
例のハゲ特集が。
その日のチャンネルは、確かバイキングか何かだったと思うんだけど、その瞬間はまさに不意打ちできやがった。
「続いてのコーナーは薄毛対策に効果的な〇〇！」
みたいな感じだったと思う。
この事をハゲブロに書こうとは思っていなかったから内容は詳しく覚えてないんだけど、普通にテレビを観ていたらサザエさんジャンケンのような自然な流れでハゲ特集が始まりやがったんだ。
もちろん、食堂にいる全員がテレビに注目している。
完全に不意をついかれた俺は意識が飛びそうになり、脇からは尋常ではない脇汗がスパークした。
しかし、ここで動揺すれば明らかに「俺はハゲです」と宣言してるようなもんだから俺は命がけで冷静を装った。
そして、ここからが「テレビでハゲを見抜く方法」のコアの部分なんだけど、
まずこの「ハゲ特集」がいきなり始まった時にそれを観ているヤツの反応について考えてみよう。
これは、犯罪心理学が深く関わってきて、まさに犯人が事情聴取される時と同じなんだ。
どういう事かと言うと、テレビは警察、犯人はハゲている俺達だ。
つまり、テレビが食堂でハゲ特集をすることで、
「この中にズルズルのハゲ頭が潜んでいる。どいつだ？」
と事情聴取しているってことなんだ。
そこで、事情聴取(テレビを観ている)されているヤツの反応は、ハゲてないヤツは当然自分には無関係な話だから、不自然な反応もなく平然としていると思う。
しかし、犯人であるハゲてる俺達は何かしらに動揺をしてしまうんだ。
で、その時の俺は、ハゲ特集が始まったら、そのままテレビを注目していたら、
「あれ？ベジ下やけにハゲ特集に食らいついてるじゃん。笑」
と思われたヤバいから、特集が始まった瞬間、足を組んで株価でも見るエリートのようにスマホを触り出した。
ハゲ特集なんて一切興味なく、世界を股に掛けてビジネスを展開する超エリートが日本企業を買収しようとしているような余裕のオーラを放つ俺。
しかし、もちろんスマホは待ち受け画面のままだ。
脇汗が吹き出し、思考停止する超エリート。
しかし、ここでプロの戦闘民族として変な欲が出てきたんだ。
「どんな小さな事でもいい。特集の知恵を授かりたい」
俺は、この土壇場の状況においてもハゲ知識を吸収しようとし出したんだ。
もちろん、ガッツリとテレビに食らいつく事はできない。
だから俺は、足を組みながら難しそうな顔でスマホを見つめる超エリートの体制で、聴覚を覚醒させた。
「見る」のではなく、「心」でハゲ知識を吸収するってわけだ。
その瞬間、俺の聴覚はフジテレビの集音マイクの2000倍の能力となった。
そして、飯を食いながらお喋りするザコどもの雑音をプラズマクラスターの6000倍のフィルターで除去した。
薄毛・・・
マッサージ・・・
もずく・・・
毛根・・・
・・・
どんどん知識を拾っていく俺。
しかし、聞くだけでは理解できない、「観ないと理解できない」場面が何ヶ所か出てきた。
もちろん、音声だけもそこそこの知識は吸収できていたが、聞けば聞くほどさらに知りたいという欲求が俺を駆り立てた。
まさに隣の部屋から変な声が聞こえてきた心理状態だ。
そこで俺は戦闘民族の王のプライドを賭け勝負する事した。
しかし、この選択がヤバかった・・・
全神経をテレビの音声に集中しているその時に「観ないと理解できないポイント」はやってきた。
今考えると、普通にパッと見たら問題はなかったんだけど、食堂のヤツらに、
「俺は絶対ハゲなんかに興味は無い」
というアピールをしたかった俺は、
足を組んで、うつむき加減でスマホの画面に集中する超エリートの体制で、「目だけ」をテレビに向けることにした。
しかし、テレビは天井吊るしタイプだから超エリートの体制で目だけでテレビを観るには、かなりの勢いで上目遣いをする必要があった。
しかし俺は、挑んだ。
デコの幅が1センチになるくらいの尋常ではない、もうこの世の者とは思えないほど限界を突破した上目遣いをしてテレビの画面を目指した。次の瞬間、
同僚のM村と目が合った。
その瞬間、M村の体がビクンッ！となった。
そして、苦笑いで軽く会釈してきた。
俺は頭の中が真っ白になり、「翼を下さい」が頭の中に流れた。
もうバイキングのハゲ特集の事は頭には無かった。
それより、目が合った瞬間のM村の顔がインパクト強すぎて、なんも考えられなった。
そして休憩時間が終わり仕事に戻った。
少し話が飛んでしまったけど、
そう、
つまりテレビを使ってハゲ仲間を見抜く方法は、
「ハゲ特集が始まったら不自然に興味なさそうにするヤツに注目する」
ってことなんだ。
そして、
「バケモノのような上目遣いをしたら確定」
ってことになるんだ。
単純だけど、精度は抜群だから是非使ってみてくれ。
そして、もし仲間のバケモノのような上目遣いに目が合っちまった時は、焦らずにニコニコしながら
「安心しろ。俺もや(*^_^*)」
という感じで会釈してやってくれ。
そして、その日の仕事終わりは居酒屋でも行って何も言わなくてもいいから、生中を交わすのもありだろう。
んじゃ、長くなっちまったけど以上が「日常に潜むハゲ仲間を簡単に見つける方法第2弾」となります。
ハゲ仲間は意外に近くにいたりするからね。
是非、今回の方法で仲間見つけて勇気の与え合いしてくれよな。
んじゃ今週も一週間頑張っていこうぜ！
ハゲテェーラ♪
「ぎょええええええ！！」
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